ムスリム（イスラム教徒）対応 ハラール認証を取得した飲食店を紹介するグルメサイトが、東京都江東区の焼肉店で、ハラール認証取得のPRイベントを開催した。
訪日ムスリム観光客が、訪日で不便に感じることのトップ2は、ハラール対応のお店が少ないことと、祈祷（きとう）室が少ないことだそうだ。それに対応した飲食店を増やすことは、今後のムスリムの人口増と所得増を考えれば、大きな意味があるという。
実際、ムスリムの人口は増加しており、1人当たりの所得額も増えている。
ハラール認証を受けたA5ランクの和牛。ハラール認証を受けるためには、国内にいくつかあるハラール認証団体から認証を受ける必要がある。その認証はわれわれが思っているよりも厳格だ。だがそれでもやる価値はあると、焼肉店のオーナーは語る。
実際多くのムスリムが、日本の食に高い関心を持っており、SNSがそれを後押ししているそうだ。
イートインのみならず、ハラール対応のテイクアウトもある
ムスリムは1日5回、イスラム教の聖地 メッカの方角に向かってお祈りをする。そのための祈祷室も、この焼肉店では用意している。
日本でも祈祷室のある施設は、飲食店に限らず徐々に増えはじめている。
開催日 2024年2月15日
開催場所 牛門 匠 木場店（東京都江東区）
ご協力 株式会社Halal Navi 様