学校教育の現場で実際に行われている、お金の授業を見学してみた 品川女子学院高等部


今の世の中、金融教育 お金の教育は大切だとあちこちで聞く。だけど実際に授業で取り入れている例は少ない。
 このたび、東京・品川にある中高一貫教育校で、お金の授業を実際に見学できる機会があったので、実際に見学してみた。
 聞くところによると、この学校ではもう十年以上も前から、お金の授業を取り入れているそうだ。


授業は高校一年生を対象に、およそ2時間にわたって行われた。講師はファイナンシャルアカデミー認定講師 肥後 知歩氏が担当した。
 授業の内容は大まかに言うと、価格と価値の違いについてを知ること、そしてそれを知ったうえで、マイホームの購入を実際にシミュレーションしてみること。この2点だ。
 講師の肥後氏はただ単に知識を一方的に伝えるのではなく、実際の学校の先生みたいに生徒へ質問を投げて考えさせたり、グループワークを取り入れたりして、授業が退屈にならないように工夫していた。


授業中、価格と価値の違い という言葉は何度も出てきた。
 価格とは誰でもみな同じなもので、価値とは人によって違うものだ。だから買い物をする時は、価格が実際の価値にともなっているかを確認して買うことが、賢く買い物をする方法だという。


ある不動産販売サイトでは、実際に購入したい物件に合わせて、毎月の返済額をシュミレーションすることができる。
 授業では、タブレットPCを使ってそのサイトを利用して、実際に住みたい家を生徒に選んでもらって月々の返済額を割り出してもらい、そしてその返済額に耐えられる年収の職業は何かを調べるところまでやった。
 生徒たちが住みたい家はさまざまだった。医者でも返済が難しそうな家を選ぶ生徒もいれば、中小企業の年収でも返済できそうな家を選ぶ生徒もいた。
 学校によると、こうした授業を取り入れることで、生徒たちがお金と向き合う機会が得られ、それが将来選びの参考になるという。



開催日 2026年2月12日
開催場所 品川女子学院高等部(東京都品川区)


ご協力 ファイナンシャルアカデミー 様