本誌調べ 2023年12月10日投開票 今回の江東区長選挙の特徴と予想

※ 本誌はいずれの立候補者からも支援を受けていません。

木村弥生 前江東区長が就任後半年で辞職したため、事実上の江東区長出直し選挙が12月10日に投開票される。翌日開票となった前回と違い、今回の選挙は即日開票される。
開票は同日午後8時50分から、深川スポーツセンターで行われる。江東区の有権者は、開票作業を見学することができる。
今回の江東区長選挙では5人が立候補している。大久保ともか氏、さんのへあや氏、いのたかし氏、小暮裕之氏、酒井なつみ氏の5人だ。
選挙をもっとも有利に進めているのは大久保氏だ。大久保氏は与野党から相乗りで推薦を受けている。また選挙運動は大久保氏本人のアピールよりも、むしろ周りの代議士の大久保氏支援アピールほうが目立っている。これは大久保氏が盤石の組織票を得ていることを意味しており、保守分裂となった前回の江東区長選挙とは全く違う様相を見せている。大久保氏が次期江東区長 最有力候補であることは疑いようがない。
大久保氏の対抗馬は、本誌はいのたかし氏と予想する。
いのたかし氏は江東区在住で、もともとはいわゆる泡沫(ほうまつ)候補と呼ばれる立候補者だった。しかし立候補を重ねるうちに徐々に知名度を獲得。前回の江東区長選挙でも一定の投票数を獲得した。いの氏自身がアピールする政策も、他の立候補者と比べて遜色はなく、今回の選挙では大久保氏に次ぐ得票を得ると予想する。

予想(敬称略)

大久保ともか ◎
さんのへあや
いのたかし  ○
小暮裕之
酒井なつみ