〖2024年2月9日オープン〗森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス 麻布台ヒルズ(東京都港区)

新感覚美術館を運営するチームラボが、東京・港区の麻布台ヒルズ内に、新たな美術館をオープンさせる

この美術館で鑑賞する際は、荷物は持たず、コートなどの上着は脱いで鑑賞したほうがいい。そのために荷物や上着、傘などを預けるロッカーが完備されている。

この美術館の特徴は、部屋によって作品が固定されておらず、刻一刻と作品が変化することだ。それぞれの部屋は一方通行ではなく、自由に行き来できる。

美術館内は全般的に暗い。作品の出るタイミングによって比較的明るい場合もあるけれど、真っ暗に近い場合もある。作品を見ていると方向感覚が狂ってくるし、館内の構造もシンプルではないので迷いやすい。迷うのもこの美術館を楽しむ要素のひとつになっている。
迷って本当に困ったら、館内のスタッフに聞けば行きたい場所や出口を教えてくれる。


方向感覚だけでなく、平衡感覚まで狂ってくる部屋もある

館内には、部屋なのか通路なのかよく分からない、あいまいな場所もある。そんな場所でも幻想的な作品が刻一刻と流れている。それを見ているとまるで自分が神隠しにでもあったような気分にさせられる。

神隠しにあったような世界に迷い込んでいると、喫茶店に遭遇する
迷ってのども乾いたので、お茶を一杯いただくことにする。

喫茶店の中も暗く幻想的で、お茶を注文すると主人が「今からお茶を入れますのでお待ちください」と言って、器を置いて行ってしまった。本当にお茶が出てくるのだろうか。

しばらくすると主人が戻ってきて、お茶を入れはじめる

この部屋では、個性あふれる海の生き物たちが泳いでいる

この部屋のとなりにはまた別の部屋があって、スケッチルームになっている。どうやらここで絵を描くことができ、自分で描いた絵をとなりの部屋の海で泳がすことができるらしい。
さきほど泳いでいた生き物たちはみな、来場者が思い思いに描いた作品だったのだ。


自分で描いた作品は、缶バッジやトートバック、Tシャツやハンドタオルにすることもできる。
品物は美術館から出て、同じ麻布台ヒルズ内にある別のブース(=写真)で受け取ることができる。



オープン日 2024年2月9日
 詳細情報


ご協力 チームラボ株式会社 様