
東京ベイ潮見プリンスホテルは、ここ数年で次々と江東区に開業した高級ホテルのひとつだ。口コミで高い評判を得ていて、外国人利用客も多い。

ホテルの1階にあるレストランは、海外の高級リゾート地のレストランみたいな雰囲気がある。夕朝食で使われるほか、ティータイムも利用できる。

ティータイムにはアフタヌーンティー(午後に豪華な軽食とお茶をとること)も楽しめる。通常はイギリス式で振る舞われるが、ここのレストランはかなり和テイストを取り入れている。また、季節に合わせて軽食のメニューを変えている。
まだ6月だけど、7,8月限定のプランを特別に用意してもらった。
最初に前菜として、冷たい日本茶とオマール海老のビスクがやってくる。日本茶はほのかに甘みがあり、オマール海老は本格フランス料理の前菜のような味わいだ。不思議と日本茶と調和する。

次に、お茶を何にするかを決める。普段飲み慣れない高級茶葉が並ぶ。
後述するが、軽食はかなり和テイストが入っているので、お茶は日本のお茶がおすすめだ。

軽食が来る。アフタヌーンティーというよりは、日本の会席料理に近い。甘い一品もあれば、甘くない一品もあり、味も会席料理のように繊細な味わいを楽しめる仕様になっている。

会席料理のようなアフタヌーンティーには、やはり日本茶が合う。
日本茶はまるで軽食に合わせたかのように、まろやかな味わいがする。

ほうじ茶をおかわりする。アフタヌーンティーは120分の時間制で、最初の90分間はお茶のおかわりが自由だ。お茶はホットだけでなく、アイスもある。
ほうじ茶も日本茶同様まろやかで、軽食によく合う。
軽食は2つあって、もうひとつの軽食 かき氷が出てきた。
かなりボリューミーなかき氷で、食べるというよりは攻略する、という表現の方がいいかもしれない。
かき氷もふんだんに和テイストが入っている。

かき氷の攻略も終わったので、のんびりと食後のお茶を楽しむことにする。
ダージリンティーは香り高く、その香りゆえ、和の軽食に合わせて飲むよりかは、食後に飲むのがおすすめだ。

レストランのオリジナルティーもある。ノンカフェインで、フルーツの味わいがブレンドされているルイボスティーだ。

コーヒーもおかわりできる。和の軽食なら、コーヒーはやはり食後のほうがいい。

エスプレッソコーヒーもある。酸味が強烈にきいた、超濃厚なエスプレッソだ。あきらかに食後向け。好き嫌いが分かれるんじゃないかと思うほどの、強烈な味わいだ。
コーヒー好きにはたまらない、締めの一杯となるだろう。
東京都江東区潮見2-8-16 東京ベイ潮見プリンスホテル1階 レストランTIDE TABLE Shiomi
提供期間 2025年7月1日~2025年8月31日
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ご協力 株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド 様