スーパーマーケット・トレードショーと呼ばれる、スーパーマーケット業界が主催する見本市がある。すでに50回以上開催されている歴史ある見本市だ。ここ数年は千葉県の幕張メッセで毎年2月に開催されている。
見本市にはスーパー業界に売り込みたい業者(食品会社、各自治体の食品担当者、包装業者、スーパーの業務効率化に役立ちそうなIT企業など)が出展している。
この見本市に来れば最新の食料品事情がわかるので、人気の高い見本市であり、来場希望者も絶えない。
主催者側もコロナ前まではかなりオープンで、一般人でなければ(どこかの業界で働いている社会人であれば)、どこの業界関係者であろうと来場することができた。
ところがコロナ禍以降は急に来場条件が厳しくなり、招待者、もしくは厳しい審査を通過した者のみが来場を許される、ハードルの高い見本市になってしまった。
それは取材をする側の報道関係者にとっても同様で、かつては報道関係者であれば誰でも入場できたものが、今はそうではない。当サイトも昨年は審査に落ちた。ちなみに主催者側は来場者を選ぶ選考基準を、一切公表してない。
反面、審査に通ればコロナ前の時よりも快適にブース内を回ることができる。冷やかし半分・遊び半分で来場していた人がふるいにかけられたことで、混雑度もコロナ前よりは落ち着いたように見える。
さらに従来はなかった、無料のシャトルバスまで登場した。JR幕張本郷駅から会場の幕張メッセまで、無料で送迎してくれるのだ。復路も同様で、本数もたくさん出ている。

JR幕張本郷駅からノンストップで会場まで送迎してくれる送迎バス。
注意点は普通の路線バスとほとんど見分けがつかないので、行き先表示とバスの車体に「貸切」と表示されているのを確認してから乗ること。さもないと間違って普通の路線バスに乗ってしまい、通常のバス料金がかかってしまううえに、時間もかかってしまう。
(撮影 2025年2月)
ここ数年は毎年2月 千葉県の幕張メッセで開催している
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