うたコンの会場 東京・渋谷のNHKホール。コロナ禍の間に改修をすませ、現在再び運用されている。
NHKは歌番組を盛んにやっていて、そのうちのいくつかは観覧できる(ただし、受信料を払ってないと観覧できない場合が多い)。もっとも人気があるのは紅白歌合戦で、毎年ものすごい抽選倍率になっている。
うたコンは、紅白歌合戦のミニチュア版といったような番組構成の歌番組で、紅白歌合戦同様、幅広いジャンルの歌手が出演する。抽選倍率も紅白ほどひどくはなく、人によって感覚は違うものの10数倍とも、50倍ともいわれている。ちなみに筆者の感覚だと、倍率30倍くらいのように感じる。
今回、高い倍率をくぐりぬけて当選したので、その様子をレポートする。
ちなみに肝心の申し込み方法は、NHKのイベントページから申し込むことができる。定期的にチェックするといいだろう。
当選すると、次のようなハガキが届く。観覧当日は、このはがきを忘れずに持って東京・渋谷のNHKホールへ行く。
開場は、開演の1時間5分前だ。開演50分前に来ると、かなり人の列ができている。NHKホールは3,000席以上ある大きなホールなので、これはこれで仕方ない。
遠くに渋谷の高層ビルが見える。
列はわりとスムーズに流れて、10分もたたないうちに会場内に入れた。
会場内に入る際、宣伝のパンフレットと座席表をくれる。さいわい、1階の座席表をもらった。
座席の位置決めはまったくのランダムである。早く来たからと言って1階の座席があてがわれるわけではない。1階と3階では舞台の見え方がまったく違う。だからオペラグラスや双眼鏡のたぐいは、家にあるのなら持参したほうがいい。
かつて、改修前のNHKホールには売店があった。おにぎり弁当とかを売っていて、割高ではあったけど、それはそれで風情があった。
(参考)旧サイト 改装前にNHKホールで売られていたお弁当
案内板に、売店の部分のところだけ白い紙がおおわれている。改修後のNHKホールには売店はない。ホールの人に売店再開の予定はあるか聞いてみたところ、今のところない、と答えてくれた。
自動販売機は1階にあって、そこで飲み物を調達することができる。
うたコンの観覧者はリピーターが多いのか、勝手知ったるもので各自弁当や飲み物を持参して、ロビーで飲食して楽しんでいる。弁当や飲み物はあらかじめ持参したほうがいいかもしれない。
ただし、ごみは持ち帰らないといけない。
ロビーには出演者が掲載されたボードがあって、自由に写真撮影できるようになっている。SNSでの投稿もOKで、ハッシュタグまでついている。
ちなみにNHKホール内は、ロビーまでは写真撮影OKで、座席内、ステージは一切の撮影が不可である。
座席にはいると、ステージの真上に大型ディスプレイがすえ付けられている。改装前はディスプレイはなかった。ディスプレイには、実際にテレビで放映される映像と同じ映像が映し出される仕組みになっている。
19時半ごろから座席に着くようアナウンスがはいる。19時35分からはディスプレイから自社広告が流れて、19時45分にディレクターが登場し、ステージ・どん帳前であいさつした。
ディレクターは本日の出演者を読み上げ、注意事項を説明した。
そのあと、お約束の掛け声の練習をした。
掛け声は、かわいいベイビー(歌手)→ハイハイ(観覧者)だった。
そのあとは拍手の練習をして、その後どん帳が開き、司会の谷原章介さんとNHKのアナウンサー、そして出演者が登場してスタンバイ体制に入った。
番組は19時57分に始まって20時42分に終わった。
番組が無事終わると、観覧者だけの特典 エキストラステージが披露された。
エキストラステージでは出演者のひとり 木村徹二氏が、みだれ咲きを歌ってくれた。
エキストラステージの曲は1曲で、以上でプログラムは終了した。
開催日 2024年11月19日
開催場所 NHKホール(東京都渋谷区)
再訪問度 ★★★