東京都江東区の区長選挙が、12月3日告示、12月10日投票に決まった。
今回の江東区長選挙は地元のみならず、全国的に高い関心が寄せられている。
江東区長は2期連続、任期途中で辞職している。当時の区長はいずれも、スキャンダルが報道された中での辞職だ。
江東区は自民党が強く、自民党の立候補者が複数人出て選挙戦を争う、いわゆる保守分裂の選挙が行われることも珍しくない。国の選挙もそうだし、地方選挙でもそうだ。
自民党は、江東区からは1人しか立候補者を公認しない。だから立候補者のうち、誰が自民党の公認をもらうかで、競争になることもある。
江東区には、自民党から公認をもらったことのある政治家は4人いる。秋元氏、山崎氏、柿沢氏、木村氏の4人だ。
秋元氏、山崎氏、柿沢氏、木村氏の4人はいずれも、これまでスキャンダルが報道された過去がある。
さらに、この4人のうち山崎氏、柿沢氏、木村氏の3人は世襲政治家で、山崎家、柿沢家、木村家と言われることもある。
以上のことが報道で広まったこともあって、江東区長選挙は、全国的に高い関心が寄せられるようになった。
反面、面白半分で茶化す人も少なくなく、今回の江東区長選挙に関係者は神経をとがらせている向きがある。
ツイッター(X)で江東区長選挙のことを投稿すると、投稿が表示されない場合がある。
理由は今のところ不明だが、今回の江東区長選挙に関係者が神経をとがらせている様子がうかがえる。